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「地域で撮り、地域で観る」をコンセプトに、
焚き火の光のように語りの場を生み出す、
映像制作チーム「つぎの民話
​制作依頼・上映会の申し込みお待ちしています!

​短編「いのちの被膜」の

​文章と予告編を公開しています。

・WEB連載『人に潜る

​第三話:人はなぜ踊るのか | 川崎市登戸

​映像と文章を公開しています

・WEB連載『人に潜る

​第二話:近くて遠い海へ | いわき

​映像と文章を公開しています。

・WEB連載『人に潜る

人と世界と映像のあいだで何が起きているのか、

制作の経験から見えたものを書いていきます。

​第一話:家は生きていく | 石巻

映画『私だけ聴こえる』

全国の映画館で上映中!

公式サイトはこちらから!

Only

 I can

 hear

This documentary depicts children whose parents are deaf but are themselves hearing. Known as CODA (Child of Deaf Adult), these children use sign language at home and speak normally outside the home. 

At school they are treated as oddballs. The documentary follows these children over the three most sensitive years of their childhood, letting them describe in their own voices the unknown world of a CODA.

デフの両親から生まれた耳の聞こえる子たち= CODA(Child Of Deaf Adult)。

世界中に数億人いると言われるCODAたちは、家では手話で、外では口語で話し、学校に行けば変わりもの扱い。

音のある世界と、音のない世界の間で、彼らは居場所を失う。

もっとも多感な10代のCODAたちを中心に3年間取材し、知られざるCODAの存在を彼ら自身の声で綴った。

人と自然とのあわいに近づいていく

職人のドキュメンタリー

<Creation>

Paper from the Wild

雪深い能登の山奥に一軒の小屋がある。男が一人、黙々と和紙を漉いている。遠見和之さん(49)の作る和紙の色は白ではなく、黒に近い茶色だ。杉の皮を漉き込んだその和紙は、祖父の周作さんが生み出した。「ある日、製材所に行った祖父は捨てられた杉の皮を見たそうです。木も生き物なのに人が使う部分だけを取られて、あとは捨てられる。あわれに思って和紙に漉き込んだのが始まりです」和之さんは夜も寝ずに分厚い杉を巨大な釜で丸二日間煮立てて、細かな繊維にしていく。出来上がる和紙は、祖父と木のあいだで交わされた魂の証のようなものだ。和之さん一家の和紙づくりを通して、人間と自然の織りなすものづくりの根源を見る。

Three generations of the Tomi family have been producing a unique kind of handmade washi paper that is blackish-brown instead of the customary white. This is achieved by something that otherwise had just gone to waste. Tomi Kazuyuki states, "My grandpa felt bad watching cedar bark being thrown out at timber mills so he devised a new method to utilize it." The family tradition incorporating all of the wilderness into their papercraft lives on in the Noto Peninsula. We take a look at this source of creation.

Nature-Made

Amber Vinegar

鹿児島県、福山町。遮るもののない青空の下に5万を超える壺が並んでいる。

壺に棲む菌が発酵を繰り返し「黒酢」を生み出す壺畑だ。醸造技師長の坂元さん(42)は最初「なぜ壺に米・麹・水を入れるだけで酢ができるのか。魔法のようだと思った」という。麹菌が米を分解して糖を作り、その糖を酵母が食べてアルコールに変える。さらにそのアルコールを酢酸菌が食べて酢ができる。このような菌のリレーが一個の壺の中で行われる製法は世界でも類を見ない。毎日、壺を開けて菌の“顔色”を見る技師たち。素直な子、暴れる子、大人しい子…菌の訴えることに応じていく。その対話の果てに黒酢が生まれる。

200年受け継がれてきた人と菌の協働の謎を紐解く。

Rows of black ceramic pots sit in the sun as rice and koji malt ferment inside. For more than a year, the enzymes will turn the mash into prized amber vinegar with only the gentlest interventions from the brewers. "Every pot turns out different faces," says vinegar artisan Sakamoto Hiroaki. "We try to listen to what the magical fungi are saying." We explore the centuries-old methods behind the making of Kurozu vinegar.

The Bond with Urushi,

Japanese Lacquer

その美しさに“Japan”と呼ばれた塗料、漆。茨城県大子町の山中に漆を育て、掻く人たちがいる。

飛田祐造さん(86)が生まれた時、大人たちは漆の木の元に赤子の飛田さんを連れていき「漆のように強い子になりますように」と兄弟分の盃を交わした。「漆が兄貴、人間が弟分です。その順番を忘れてはなりません」。彼が漆掻きの仕事を覚えた10代の頃、集落では漆掻きをする男たちも多かったが、一年で一本の木から牛乳瓶一本分しか採取することができない地道なこの仕事よりも収入の良い出稼ぎに人が流れ、彼は漆掻きの最後の一人になってしまった。大子町の漆は透明度が高いことで塗師に支持され、文化財級の仕事に使われてきた。彼は先祖の残したその知恵を未来に手渡すため、10年で1万本の漆を植えた。飛田さんと共に未来の漆の森を見る。

Japan's world-famous lacquerware is prized for its versatility, beauty and shine, which is due to the varnish made from the sap of Urushi trees. This sap is harvested by hand in small amounts through a meticulous process of scraping and cutting. Tobita Yuzo (86) carries on a lifelong pledge of brotherhood to the Urushi trees as one of the last few remaining harvesters. To make sure this legacy continues, Tobita plants thousands of new trees in the hopes of making a forest full of Urushi.

音楽になる

with テニスコーツ

2020年夏。画面からとめどなく流れる悲惨な事件や、愚かな政治、炙り出された社会問題のニュースは人々に侵食して心を弱らせた。「動物に戻る時間が必要なんだと思う」音楽家・さや(テニスコーツ)はライブができなかったこの時期に家の中で歌を作り続けた。歌は日常の中で生と死を彷徨い、猫や虫や鳥や植物と共に人は音楽になれる。

 

本当の戦争

with 亀山亮

2015年、戦場カメラマンの亀山亮は集団自決の生存者と出会い、沖縄戦の取材をはじめた。

親密だった家族からの殺害を生き延びた少女。住民を犯して殺す軍曹に引き金を引いた日本軍の兵士。

加害と被害の混交。70余年の時を経てフラッシュバックする「戦場」に亀山は日本を見る。

 

[English, Spanish, French, Korean CC] 

祈りの再現

「オリンピックがあるから、あなたたちは出さない」

入管の職員にそう言われた長期収容者たちは様々な言語で神に祈った。

「神様、どうかオリンピックを止めてください」

2021年2月、仮放免中の3人とドキュミームはその祈りを撮影スタジオで再現した。

 

Salaryman 

rap  battle

This is a story of Japanese Salarymen’s “Fight Club” of words. “Businessman Rap Tournament”, a rap battle by businessmen where they start with exchanging business cards, and dis in proper manners. 

We shed the light on Japanese businessman that had the difficulty of living as an individual in society.

YAHOO

言葉で殴り合う
  ビジネスマンたち​

これは日本のサラリーマンによる言葉の“ファイト・クラブ”だ。

名刺交換からはじまる節度を持ったdisり合い。

社会人によるMCバトル。

ラップするサラリーマンを通して、

個人として生きることの困難な日本社会を見る。

YAHOO

A seeding man

Whatever the topic you talk with this man will end up someway related to a ‘seed’.  This is a documentary of a man who sows seeds, hoping to make our world better. He was not a naturalist however; he was inspired by an idea of gardening amid of protest for the national security bill on Aug 30th, 2015, thinking what he could do to contribute himself to make the world more peaceful.  He started sowing seeds anywhere he can find a tiny space in a big cosmopolitan Tokyo, although his sowing action could be illegal sometime.  Can he make revolution to this materialistic world that we live in by seeding plants?

種まきおじさん

全ての話のオチを”種”につなげてしまうことで友人たちの頭痛の種になっているというおじさんのドキュメンタリー。「自分は鳥なんだ」と種を蒔きながら歩く違法行為すれすれのゲリラガーデニング。金にまみれた世の中で、一握りの種をトリガーに”種まきおじさん”が革命を起こす?

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